金融,営業
(画像=PIXTA)

債務の再編には、様々な手法や調整が必要だ。そこで借入金に関して取引先から聞かれる質問を挙げ回答と考え方を紹介する。

質問1 ゼロゼロ融資も含めて借入れは複数あるけどどれから返すの?プロパーを優先させるべき?

この場合、取引先にはまずこう答えよう。

「コロナ禍ですべての借入れの約定返済が難しい場合、どれを優先し、どの借入れを条件変更で対応するかは、信用保証協会との協議が必要となります。もし信用保証協会の了解が得られた場合は、プロパー融資の優先弁済も可能になるかもしれません」

そのうえで、「今般のコロナ禍で売上・利益が大きく減少するなどして予定どおりの返済が苦しいのであれば、私どもを通じて信用保証協会とご相談させていただきます」などと相談に対応する姿勢を示すようにしよう。

また、杓子定規(しゃくしじょうぎ)にせず柔軟に対応するという意味で次のように伝えてもよい。

「当局からは、ゼロゼロ融資も含めた元本・金利の返済猶予等の条件変更について、いまの財務状況や過去の借入金の条件変更といった事象だけで判断せず、個別の実情や経営改善への取組みなどを踏まえて最大限の配慮を行う旨を要請されております。しっかりと対応いたします」

協調して債務の再編と経営改善に取り組む