歯車
(画像=PIXTA)

工場の変化③
11 工場のラインがフル稼働しているのを見て…

工場がとてもお忙しそうですね新規の受注がありましたかそれとも内製化を進めましたか?

コロナ禍、多くの企業が苦境に喘いでいる一方で、工場のラインがコロナ前と同じようにフル稼働している取引先もあるだろう。操業状態がコロナ前と変わらないということは、何らかの新規受注を獲得できているか、内製化による操業水準を維持していると考えられる。

本トーク例をきっかけに工場が忙しくなっている要因を把握して、場合によってはコロナ後も現状の稼働率の維持、もしくはさらなる発展が実現するよう、取引先と一緒に対策を検討しよう。

工場の稼働要因が新規受注の獲得という可能性も高いだろう。ご存じのとおり、新型コロナの影響で中国をはじめ海外の企業が操業停止または大幅な減産に追い込まれた。

その結果、国内の大手企業の中には、原材料・部品調達を海外から国内に切り替えたところもある。取引先が忙しそうにしているなら、そのような大手企業から受注を獲得したのかもしれない。

大手企業は国際的なサプライチェーンの崩壊を経験したため、国内製品が若干コスト高であっても、引き続き国内企業からの調達を継続する可能性が高い。つまり取引先は引き続き受注が維持できると考えられるので、増加運転資金のニーズはないか、工場の人材は不足していないかといったことを聞き取ろう。

また、取引先自体も部品の調達が安定するよう、仕入先の見直しや複数の仕入先からの調達を検討しているかもしれない。マッチングニーズがないかも探ろう。

近代セールス
(画像=近代セールス)

製品の質や生産量に変化はないか確認