《ケース6》初めてハイイールド債券ファンドを購入するお客様

ハイイールド債券ファンドは債券に投資する投資信託です。「債券ファンド」と名前がついているので、ネーミングに引っ張られ比較的リスクの低い投資対象だと思ってしまいがちですが、通常の債券とは性格が大きく異なるので注意が必要です。

では、どのように違うのかをみていきましょう。ハイイールド債で、まず考えるべきなのはデフォルトリスクです。債券は比較的リスクが低いといわれていますが、これは「株式投資と比べて」ということを意味しています。

お金を貸した場合の最大のリスクは、お金を借りている企業が債務不履行(デフォルト)となることです。通常信用力の高い(AAA〜BBBといった格付けの高い)企業が発行する債券は、比較的デフォルトのリスクは小さいといえるでしょう。

一方で、ハイイールド債は信用力が低い(BB以下といった格付けの低い)企業が発行する債券なので、信用力が高い企業が発行する債券と比較すると、利息の支払いや満期時の元本の償還が行われず、債務不履行(デフォルト)となるリスクが高くなります。