収益表,キャリアウーマン
(画像=PIXTA)
『バンクビジネス』より引用
(画像=『バンクビジネス』より引用)

金融機関の行職員は、国によるリスク評価の結果のほか、疑わしい取引の参考事例、過去の疑わしい取引の届出事例等も踏まえつつ、「顧客属性、当該顧客が行っている事業、顧客属性・事業に照らした取引金額・回数等の取引態様」等を考慮して、疑わしい取引を判断することが求められています(金融庁「マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策に関するガイドライン」より抜粋)。

これに関して、金融庁では、口座の利用形態に着目した「疑わしい取引の参考事例」として、次のようなものを挙げています。

  • 口座開設後、短期間で多額または頻繁な入出金が行われ、その後、解約または取引が休止した口座に係る取引

  • 多額の入出金が頻繁に行われる口座に係る取引

  • 多数の者に頻繁に送金を行う口座に係る取引。特に、送金を行う直前に多額の入金が行われる場合

  • 多数の者から頻繁に送金を受ける口座に係る取引。特に、送金を受けた直後に当該口座から多額の送金または出金を行う場合

  • 口座開設時に確認した取引を行う目的、職業または事業の内容等に照らし、不自然な態様・頻度で行われる取引

疑わしい取引を判断する3つの基準が示されている