銀行のコンピュータ・システムは、1960年代に開発・導入され、その後3回にわたって大きく更改されています。このため、現在のシステムは、〝ポスト第三次オンラインシステム〞と呼ばれています(図表1)。実務上では「コンピュータ・システムへの投資≒商品・サービスの拡充」の関係がみられるため、今後も継続的な投資が必要といわれています。

地域・中小銀行で導入・稼働中のシステムの体系は、主に3種類に分けられます(図表2)。読者の皆さんも、図表2に記載されている内容に関する略語を職場や事務センターなどで聞いたことがあると思います。

こうした多くのシステムについて、絶え間のない法制編成・立入検査を含む定期的な行政指導・多様化する顧客ニーズ・IoT技術の飛躍的な進展などを背景に、仕様変更が繰り返されてきました。その結果、数多くの課題を抱えながらも、それらをごまかしながら運用させざるを得ない状況にまで追い込まれている姿が、多くの銀行でみられます。

『バンクビジネス』より引用
(画像=『バンクビジネス』より引用)