時計
(画像=PIXTA)
今回の相談
本部からは本業支援を求められ、事業性評価や取引先を知る活動も必要ですが、様々な目標がある中で時間がとれません。本部は現場のことを知らないような気もしますが、どう考えて融資活動を進めればいいですか。
今回の回答者 安元計皓さん (JIDAISHIN代表・中小企業診断士)
常に広い視点と今の仕事に対する問題意識を持ちながら、訪問時には経営者に事業の見通しなどをひと言聞くことで少しずつ課題把握につなげましょう。

今回の相談者は「本部は金融庁や世間から求められることをこなすのに躍起(やっき)で、現場の状況を何も分かっていない」と感じているかもしれない。しかし監督官庁や世間が求めることは今後の金融機関の方向性やあり方を示すものであり、ないがしろにはできない。

ただ現場では毎日、目標や課題、トラブル対応に追われているだけに、時間もかかる本業支援に取り組むことは困難だろう。いまの活動をすべて本業支援に移す必要はないものの、頭のどこかで本業支援を意識しながら業務に従事するのがよいだろう。

金融機関にとって今後は手数料収入が重要に