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コロナ禍でも株価のタイムラグは変わらないため別要素もチェック

前回に続きタイムラグの問題だが、今回は新型コロナウイルスと株価の関係という具体例に焦点を当てる。勘違いしている人が多いと感じるため、今一度基本を理解してほしい。

新型コロナの問題は、ワクチンの開発・普及によってようやく改善しつつある。ワクチンの接種により期待できるのが景気回復だ。1年以上にわたり抑制されてきた経済活動の復調が見込まれる。ワクチン接種率が高く、新規感染者が減少している米国では、景気の回復傾向は明らかだ。

日本もワクチン接種が順調に進んで新規感染者の減少が明らかになれば、規制や自粛が緩和され、消費も活発化するだろう。GDPもこれまで落ちていた分、大きく伸びるという予想もある。

こうなると株価上昇にも期待がかかる。評論家の中でも「ワクチン接種により景気急回復、株価も急上昇」と息巻く論調が目立ち、多くの人が、ワクチン接種が行きわたれば景気は回復する、そして株価は上昇する――と思っている。

金融政策など別の要素にも注意