経営
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STEP2 決算書・附属明細で特に注意すべき項目を確認

次に、決算書・附属明細で注意すべき項目を説明する。特にリスクが潜んでいる可能性が高い勘定科目をピックアップして見ていこう。

「貸付金」が増えている場合は、貸付先の内容と回収可能性について確認する必要がある。取引先や第三者への貸付金については、やむなく頼まれたケースなど使途不明の場合が多く、回収懸念がある。

「代表者等役員宛貸付金」については、貸付理由と回収条件を確認しよう。対外的に経費として計上しづらいため、代表者への役員報酬として処理すべきものを貸付金として処理しているようなケースもあるので注意したい。

「立替金」が発生している場合は回収見込みについて確認したい。立替金は本来、企業が一時的に何かしらの代金を融通した場合に用いる科目で、事前に資金の使い道が明確になっているはずだ。

立替の理由と回収目途が明確であるべきなので、経営者にきちんとヒアリングして確認しよう。

近代セールス
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固定化した資産でないか経営者にヒアリング