融資実務,稟議書,セールストーク
(画像=Yotsuba/PIXTA)

融資実務と、その法的性質や内規・約定の意味合い・背景の関係を把握しておくと…稟議書やセールストークの説得力にも違いが出ます!

第5回のテーマ
「期限の利益」って何?それを「喪失」するとはどういうこと?

「期限の利益」は、よく耳にする言葉でしょう。しかし、延滞管理や督促に関する業務に携わるまでは、意味を把握していない若手融資担当者も多いように見受けられます。

例えば、あなたが金融機関との間で契約を交わして融資を受けたとします。契約内容は、「1年後を返済期日として期日までに一括で返済する」といったものです。

ここで、融資契約で約束した返済期日が到来していないのに、ある日突然金融機関から全額返済を求められたとします。この場合、あなたは「契約上、融資金の返済期日までまだ日にちがある!」といったことを主張するはずです。