金融
(画像=PIXTA)

支店長は明るくポジティブであるべき

支店長なら明るく結論が早いこと

部下だったころを思い出してほしい。いつの時代も部下たちが支店長に望んでいることは、「明るく( ポジティブ)」「結論(決断)が早い」ことだ。今回は「明るく」について考えていこう。

支店長が明るく、前向きで、肯定的だと、部下は何事につけ気軽にざっくばらんに相談できる。会話も弾む。店内の雰囲気もコミュニケーションも良くなる。伸び伸びと仕事ができる。

しかし、いつも暗い顔、気難しそうな顔をしていて、「近寄りがたい、声をかけにくい」「パソコンばかり見ている」――こんな支店長だと、部下たちは毎日「今日は機嫌が良いだろうか」などと考えるようになる。

相談したいことがあっても、支店長の「顔色」をうかがいながらタイミングを見計らう。「どのように切り出せば機嫌を損ねなくて済むだろう」などと余分なことを考えなければならない。気付かないうちに時間の浪費を生み、情報の伝達スピードを鈍らせる。部下たちは伸び伸びと気持ち良く仕事ができなくなる。

ひどいケースだと、次第に「取引先へ向かうべきエネルギーを支店長の顔色をうかがうことに費やす」ことになり、一番大事な「お客様」への気遣いは二の次になって営業力を大きく削ぐことすらある。

取引先(お客様)からみたらどうだろうか。

明るく気さくな支店長だと、ざっくばらんに話しかけやすく対話が活発になる。積極的に会いたくもなる。実際、取引先は取引金融機関の歴代支店長を実によく観察している。

「今度の支店長は明るくフットワークもいいし、気軽に相談しやすい」といった評判は同業者などの間にすぐに伝わる。だから、「明るい」支店長だと不思議と業績も上向いてくる。

しかし、いつも暗くて気難しそうな支店長だと、本音も話しにくいし、よほどの用件がない限り会いたいとは思わない。足が遠ざかる。

真摯(しんし)に耳を傾ける習慣を身につける