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投資信託を保有しているお客様には、投資信託口座に関する報告書が銀行等から定期的に送付されます。これは取引残高報告書といい、受益者であるお客様へ定期的に郵送、もしくは電子的に送付されます。取引残高報告書は多くの金融機関では年に4回ほど送付され、1月・4月・7月・10月に受け取る受益者が多いでしょう。

投資信託については、お客様が普通預金口座のように通帳で残高や投資信託口座の動きなどを確認することはできません。

お客様によっては担当の行職員から報告を受けることもあります。しかし、金融機関によっては数万・数百万のお客様が投資信託を保有しています。すべてのお客様に対して定期的に漏れなく担当の行職員から報告するのは難しいかもしれません。

取引残高報告書を通して、すべてのお客様へ残高や直近の取引等を定期的に伝えることができています。この帳票は法定帳票なので、金融機関は、取引残高報告書の交付による顧客フォローを行う必要があります。

取引残高報告書が伝える残高は、基準日において保有するファンドの時価評価額です。基準日は、前回の取引残高報告書を作成した基準日から3ヵ月経過後の月の月末です。

また、取引残高報告書の対象は前回の基準日の翌日から3ヵ月間の間に生じた投資信託口座の動きです。動きとは具体的に、主に指定預金口座から投資信託口座を決済口座として行う投資信託の募集・購入や、保有している投資信託の換金、収益分配金の支払いを指します。

運用経験の浅いお客様は重点的にフォローを行う