定番のこの相続対策はここを押さえてアドバイスする【3】
(画像=SoutaBank/PIXTA)

相続対策には定番といわれる手法も少なくないが、お客様にそうした手法を紹介する際には、必ずお伝えしなくてはならない事項がある。本稿では、主な相続対策の手法について、お客様にお伝えすべきポイントや活用にあたっての注意点を解説する。

⑥養子縁組 一度行えば解消は難しい。実子への影響などの慎重な検討を

養子を迎えることで法定相続人が増えることにより相続税が軽減される。

しかし、相続税対策の一環という理由だけで、養子縁組をすると、思わぬ弊害も発生する。子どもが増えることにより「遺産分割にどのような影響が出るのか?」まで考慮に入れたアドバイスが必要である。

なお、行き過ぎた相続税対策を防ぐ目的で、養子の法定相続分には次のような制限があることは押さえておきたい。

①実子がいる場合
法定相続分は養子1人まで

②実子がいない場合
法定相続分は養子2人まで

養子自体の人数には制限はない。

〈養子の相続税対策の効果〉