米国,経済,住宅市場
(画像=PIXTA)

住宅ローンの商品性や関連する主な制度について相談を受けた際の説明・対応ポイントを解説する。

Q1 住宅ローンの頭金はいくら必要なの?返済比率って何?

A 住宅ローン利用時に頭金はいくら必要になるのか――こうした疑問を持つお客様は多い。一般的に住宅ローンの頭金の目安は住宅購入価格の20%程度といわれている。頭金の多寡でどのように返済条件が変わるのか理解しておこう。

まず頭金を増やせば、借入額は減少する。お客様は毎月の返済が楽になり、返済期間も短くできる。金融機関にとっても年収に占める住宅ローンの返済額の割合――すなわち「返済比率」が下がり、担保の保全率が上がって安全性が高まることから、住宅ローンに取り組みやすくなる。

ただし、頭金は多ければ多いほどよいとも限らない。例えば、お客様が預金をすべて頭金に使ってしまうと、病気や事故で働けなくなった場合に困るし、急な出費が必要なときにも対応できなくなってしまう。お客様には頭金を増やすリスクについても説明することが大切だ。

もちろん、頭金が少なすぎると返済比率が上がり、住宅ローンの審査に通らなくなるケースもある。

他の借入れも返済比率に影響