解説
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Q7 団信には特約があると聞いたけどどんな内容なの?必ず付けたほうがいい?

A 住宅ローンの団体信用生命保険(団信)には、オプションとして様々な特約を付けることができる。特約料として一定の金利が上乗せになるが、お客様の安心感が高まる仕組みであるため、しっかりと説明して利用を促したい。

団信で初めて特約が登場したのは「がん特約」だった。通常の団信で弁済の条件となる死亡や高度障害にならなくても、住宅ローン返済中にがんと診断されれば住宅ローン残高相当の保険金が金融機関に支払われ、お客様の住宅ローン残高がゼロになる。

がん特約を利用するメリットは、がんの治療法が進んだいまではより大きいと考えられる。例えば、国立がん研究センターが2021年に公表した調査結果によると、すべてのがん患者の10年生存率の平均は59・4%で、前立腺がんでは98・7%だった。発症しても助かる割合は高く、かつての「死の病」というイメージが弱まっている。

とはいえ、がんを患えば手術や治療薬の接種などに高額の費用がかかるうえ、一定期間働けなくなる。各種社会保険があるにしても、収入の減少は避けられず、経済的負担は重い。

お客様が団信にがん特約を付けていないと、亡くなったり高度障害になったりしない限り保険金は支払われない。がんになっても住宅ローンの返済を続ける必要があり、生活は厳しくなる。返済に行き詰まり、せっかくのマイホームを手放さなければならない事態も起きかねない。

しかし、がん特約をつけておけば、がんと診断された一定期間後には住宅ローン返済がなくなるため、生活を維持しやすくなるはずだ。

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特約の保障対象はますます広範囲に