国際交流
(画像=PIXTA)

求められる実務対応

外国人のお客様の継続的顧客管理について、日本人との違いはやはり在留資格・在留期限となります。在留資格について管理すべき点は、口座の利用状況と在留資格との整合性の確認でしょう。入出金回数などをモニタリングし、事業性口座・個人口座の特性と相違していないか確認します。

個人口座であれば、複数の個人からの入金は不自然です。また年収との関係にも留意して、取引金額が不自然であれば預金約款に従って、来店依頼を発送して説明を求めることとなります。

来店しない・調査に協力しない・十分な資料の提出をしない場合には口座凍結措置を図り、強制解約を含めた対応をし、「疑わしい取引」の届出を行います。

個人名義人との入出金取引であっても、外国人の場合には「同国の他人名義の資金移動に協力している」可能性が高いことに留意する必要があります。聞き取りは必ず資料の提示を求めて確認を行い、先述のとおり、十分な確認ができなければ、取引を停止する必要があるでしょう。

在留資格や業種も踏まえ資金使途などを確認