確定申告,富裕層
(画像=Vacancylizm/Shutterstock.com)

事務の正確な遂行の前提になる説明ポイントをトーク例とともに解説します。

1.  普通預金口座開設にかかる説明ポイント

普通預金は、法人・個人を問わず利用することができ、定期預金と違って期間の定めがなく、1円以上から預入れ・払出しができる預金です。口座振替やクレジット決済口座、給与や年金振込などの受入口座として利用できるので「財布・家計簿代わり」に使える便利な預金といえます。

普通預金口座の開設申込みでは当座勘定取引と違って、信用状態の調査などを行わずに応じるのが原則です。一方で、犯罪収益移転防止法(犯収法)に基づく取引時確認、外国口座コンプライアンス法(FATCA)およびCRSに関する手続き、反社会的勢力に該当しないことといった各種確認作業を行う必要があります。

開設の申込みを受ける際は、自行庫所定の申込書兼印鑑票へ、お客様の氏名・住所の記入と届出印の押捺を受け提出してもらいましょう。申込書兼印鑑票は、お客様の口座開設申込の意思表示を証明する証拠となるものですので、お客様自ら記入してもらいます。

お客様が新規取引先の場合は、取引時確認等が必要です。外国PEPsの確認を自己申告の方法で行っている金融機関では、所定の用紙に記載してもらいます。

取引時確認への理解を得つつ通帳と名前の確認も忘れずに