カジュアルカフェ
(画像=PIXTA)

今回の教材▶飲食業A社・B社の比例縮尺図

『バンクビジネス』より引用
(画像=『バンクビジネス』より引用)

今回はサービス業の中から、多店舗展開する喫茶店についてみていきましょう。皆さんご存じのとおり、喫茶店はコーヒー・紅茶等の飲み物や軽食が提供される事業所です。皆さんも友だちと話をしたり、読書をしたりと、日頃から喫茶店を利用しているのではないでしょうか。

近年、喫茶店の市場規模は拡大傾向で推移しています。その背景にはコーヒーの需要が伸びていることや、全国展開する大規模チェーンが台頭していることなどがあります。

このような中、コンビニエンスストアで提供されるコーヒーの人気が高まったり、家庭やオフィスで手軽に本格的なコーヒーを楽しめる機器が普及したりと、他の業界から喫茶店と競合するサービスも次々と生まれており、外部環境の変化にさらされている業界といえます。

今回はこのような変化の中でも、こだわりのコーヒーを提供する喫茶店を多店舗展開することで、安定した業績を実現している2社を取り上げます。

今回の2社の財務状況を確認する前に、2社を比較するにあたって知っておいてもらいたい「価格戦略」について簡単に説明しましょう。