着眼点
(画像=PIXTA)

ここまで貸借対照表(以下、B/S)の各勘定科目について見てきた。B/Sの各勘定科目からは財務上のミクロな問題点を読み解くことができるが、取引先の全体的なトレンドやマクロな問題点を把握するためには複数の科目を比較する必要がある。

ここで注意点がある。B/Sは一時点での財務状態を示すものであるから1期だけで見るのではなく、複数の決算期間(もしくは四半期などの期間)で比較する必要があるのだ。期間ごとに比較することで、より効果的な分析をすることが可能となる。

ここでは流動性分析として活用できる①当座比率、固定性分析として活用できる②固定長期適合率について解説していこう。

中小企業の安定性は当座比率で確認