テラー
(画像=PIXTA)

減価償却費

減価償却費とは、時間の経過や使用により価値が減少する固定資産を取得した際、取得にかかった費用の全額を取得年の費用とせず、耐用年数(法的に定められた使用可能な期間)に応じて費用計上していくときに用いる勘定科目である。

大半の取引先は車両、機械、建物などを事業に使っており、減価償却費が計上されていることが一般的だ。にもかかわらず、直近期まで規則的に減価償却費が計上されていたのに今期は突然0円であったり、明らかに少額しか計上されていなかったりすることがしばしば見受けられる。

こうした損益計算書を見たら、担当者は「今期になって減価償却費が急減しましたね」と声をかけ、理由を必ず確認するようにしよう。減価償却費を本来の限度額まで計上すると営業利益がマイナスになるという理由で、故意に計上していない可能性もあるためだ。

未計上の減価償却費に経営課題が潜んでいる