投資のヒント
(画像=PIXTA)

▼以下に示したP/Lの各勘定科目の推移からどのような話材や課題が発掘できるか、考えてみよう。

近代セールス
(画像=近代セールス)

ここからは実際に損益計算書を見ながら、どこに注目すればよいか解説していく。上記のサンプルは、自動車部品メーカー・Y工業の3期分の損益計算書だ。どこに着目し課題を発掘していくとよいか考えていこう。

売上の推移や外注加工費などに注目

①売上高の減少

Y工業の売上高増加率は、前期が対前年比▲6・7%、今期が▲10・7%で推移している。

売上減少が毎期のように続いているなら、その要因は何か把握する必要がある。前期から今期にかけてはコロナ禍の影響が出てきているのか否か経営者から聴取するとよいだろう。

Y工業は自動車部品メーカーだから、自動車メーカーからの受注が年々落ちてきていると想定できるが、いずれにしても売上減少要因を聞き、そこから今後、どのように売上を回復していくのか対策を聞くとよい。

②売上原価(製造原価)の割合