転職35歳限界説
(画像=THE21オンライン)

3. 納付・支給額でみて理解する制度のキホン

✓ 老齢年金の保険料負担額は、加入者やその時々の状況に応じて異なる。老齢厚生年金は、60歳以降に勤務し続けると年金額の調整が行われる「在職老齢年金」の対象になる。

老齢基礎年金

〈保険料〉 一律だが、毎年度見直される。1ヵ月当たりの保険料は2021年度で16,610円。第3号被保険者は負担しない。

〈支給額〉 毎年度見直され、満額は2021年度で780,900円。原則、40年間(480ヵ月)納付すると満額が支給される。納付期間が40年未満の場合は不足月数に応じ減額される。

老齢厚生年金

〈保険料〉 収入に応じて変わる。基本の計算式は「標準報酬月額×厚生年金保険料率18.3%」「標準賞与額×厚生年金保険料率18.3%」。

〈支給額〉 現役時代の給与額や厚生年金保険への加入月数等に応じて決まる。

✓ 在職老齢年金制度では、次のように、基本月額と総報酬月額相当額(賃金)の組合せに応じて年金額の一部または全額が支給停止とされる。
→2022年4月の年金制度改正で、支給停止の基準額が見直されることに。