厚生年金,厚生年金基金
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繰下げ受給を検討する際はこの点に注意を!

2022年4月1日から、繰下げ受給の上限年齢が70歳から75歳に引き上げられる。

なお、繰下げ受給した場合の増額率は1ヵ月あたり0・7%とこれまでと変わらない。

たとえば、65歳で受取開始する老齢年金が100万円の場合、改正前は、70歳まで繰り下げると年金額が42%(0・7%×60月)増額して142万円となる。これが改正後は、75歳まで繰り下げられるようになり、年金額が84%(0・7%×120月)増額して184万円になる(図表2)。

ファイナンシャル・アドバイザー
(画像=ファイナンシャル・アドバイザー)

繰下げ受給により増額された年金額は、生涯変わることはない。

ただし、この改正の適用対象者は、2022年4月1日以降に70歳になる昭和27年4月2日以降生まれの人である。

昭和27年4月1日以前生まれの人の繰下げ受給は、これまでと同じ70歳になるまでである。

障害年金や遺族年金の受給権が発生すると…