積立投資,暴落
(画像=PIXTA)

Q2 元本割れリスクがある商品は嫌。それ以外の方法で自分年金をつくれないの?

リターンは期待できなくなるため、積立額自体を増やすことが必要に

このお客様のように、元本割れリスクのある金融商品以外で自分年金をつくりたいとなると、具体的な候補としては、個人年金保険(定額タイプ)や銀行等の積立預金が挙げられる。個人年金保険は将来の年金額が確定しており、銀行等の積立預金は元本保証なので、基本的に元本割れリスクはないと言えるだろう。

しかし、そうしたリスクがない方法では、(今の超低金利下においては)リターンは期待できず、積み立てた金額以上に増える見込みはほとんどないことは、お客様にしっかりお伝えしたい。

すなわち、リスクを取らずに(つまり、積み立てた金額はほとんど増えない状態で)、満足な自分年金を準備するには、積立額自体を増やさなければいけないことになる。このことをご理解いただこう。

そして積立額を増やすには、一般的には支出削減、すなわち家計を見直すことで、その増額分を捻出することとなる。自分の意思で、簡単に収入を増やせる人は少ないからだ。

その際、大切なのは積立を続けることであり、一時的に支出を削って積立資金を捻出しても、それが続かなければ意味がないことはしっかりお伝えしたい。そのうえで、継続的な支出削減のためには、家計の見直しにおいて水道光熱費や通信費、保険やローンなどの固定費にメスを入れることをアドバイスしよう。

保険やローンの見直しには一定の知識や最新情報も必要で、面倒な作業となり大変かもしれない。ただ、リスクを負わずに自分年金を殖やしたいのであれば、そこはぜひ頑張っていただくよう励ましたいところである。

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