教育資金贈与,贈与税,節税,時限措置
(画像=PIXTA)

教育資金設計の際に押さえておきたい大学進学時の「初年度納付金」の違い

教育費に関する心配事と言えば、〝大学進学時にかかる費用〞を挙げる家庭も多いだろう。今回は、学費の相場とされる「初年度納入金」について見ていく。

【国立大学】の入学金および授業料は文部科学省が「標準額」を定めており、各大学はこの標準額の上限20%以内に設定することを求められている。2020年度の標準額は[入学料]28万2000円、[授業料]53万5800円のため、初年度納入金は合計81万7800円となり、大学ごとや学部ごとの学費に大きな違いはない。

4年間の総額は約243万円(=授業料53万5800円×4年+入学料28万2000円)、医学部など6年間の場合は約350万円(=54万5800円×6年+28万2000円)が一つの目安になる。

ファイナンシャル・アドバイザー
(画像=ファイナンシャル・アドバイザー)

実は国立大学よりも費用がかかる公立大学