
- 今回解説してくれるのは…
- 中小企業診断士事務所を経営するJ さん
地方銀行で融資渉外・系列シンクタンクで取引先の人材関係の支援等に携わる。現在は中小企業診断士として独立し、女性活躍推進等を含む地域事業者の経営コンサルティングに奔走中。
MBAは、日本語では「経営学修士」と呼ばれます。こ位取得の過程は、端的にいえばの学位を取得できる大学院は「ビジネススクール(以下、スクール)」と呼ばれていたりします。
MBAの学位を取得するカリキュラムは、スクールそれぞれの特徴によって異なりますが、多くの場合、「ケースメソッド」と呼ばれる実際の企業の事例を題材にして、ディスカッションやグループワークを行う形式がとられます。その中では、自身の意見を発言したり、意見を聞いて新たな気づきを得たり、議論を重ねて最適解を探ったりする、実践的な学びが重視されています。
中には、現場観察や調査を通して学ぶフィールドワーク、実際の企業課題を解決するコンサルティングプロジェクトなど、より実践的な内容もあります。MBAの学位取得の過程は、端的にいえば「経営」に必要な知識やスキルを実践的に学べる場です。