経済
(画像=PIXTA)

提案トーク5

基準価額の変動で資産割合が変わっていますからリバランスを検討しませんか

お客様がもつ投資信託の基準価額が予想以上に上昇または下落した場合、「リバランス」を提案すると有効である。リバランスは、運用によって変わった保有資産のバランスを、お客様が取れるリスク許容度に合わせて元に戻すことだ。

例えばお客様が株式ファンドと債券ファンドを半分ずつ持っている場合、株式ファンドが値上がりするとトータルでは資産が増えるが、資産に占める株式の割合が増えることでポートフォリオがお客様の許容範囲を超えたリスクとなっている可能性がある。

逆に株式ファンドが値下がりすると、債券ファンドの割合が増え、お客様の希望に合わせたリスクがとれなくなり機会損失を招くこともある。

リバランスの提案は保全やCS(顧客満足)向上につながり、分散投資や長期投資を継続するうえでも欠かせない作業になるため、追加購入を検討してもらいやすい。

リスク許容度に合わせたリバランスが重要