Q3. 戸籍の「謄本」「抄本」とは何?「写し」はどのように取り扱われるの?

A  Q1でも触れましたが、「謄本」は戸籍の「全部の写し」、「抄本」は「一部の写し」を意味します。写しとは、市区町村が発行する戸籍の「原本」の内容を専用紙に写したもののことです。市区町村にある原本は電子データのため、それ自体を取得することはできません。

取得できる戸籍の写しには、「これは、戸籍に記録されている事項の全部を証明した書面である。」といった文言が記載されています。

昔の戸籍は帳簿式・手書きで作られていましたが、今はコンピュータ化(電子化)戸籍へと移行されています。この電子化後の戸籍の謄本について「全部事項証明書」、抄本を「個人事項証明書」と呼ぶこととされています。

戸籍謄本には、交付日にその戸籍に載っている人全員についての情報が記載されます。戸籍は夫婦と未婚の子で構成されるので、夫婦+未婚の子2人であれば、その4人全員の身分事項を証明するものが戸籍謄本になります。

一方、戸籍抄本は、戸籍に記載されている人のうち1人または複数人の身分事項を証明するものですから、筆頭者を除き、「証明が必要な特定の個人の情報」以外は載っていません。戸籍に記載されているのが夫婦+未婚の子2人である場合、「子1人のみの身分事項」を証明するのも、「夫婦のみの身分事項」を証明するのも、どちらも戸籍抄本になります。

また、戸籍謄本と戸籍抄本で証明される身分事項について違いはありません。

戸籍の写しの取得は本人等限られた者のみが行える