外回り・訪問時の着眼点とニーズ発掘のためのヒアリング【2】
(画像=PIXTA)

【CASE5】「配偶者」「養子」がいるケース

『バンクビジネス』より引用
(画像=『バンクビジネス』より引用)

5つめのケースとして、被相続人に「養子縁組がある場合」の、戸籍確認の流れについて解説します。

養子縁組は、当事者の合意に基づいて、市区町村役場に「養子縁組届」を提出することにより成立します。養子となった人は、相続においては、養子縁組の日より実子と同様に取り扱われることになっています。

仮に相続権のある養子がすでに死亡しているという場合には、養子縁組後にその養子に子が誕生していれば、その「養子の子」が代襲することになります。

まずは被相続人の死亡の事実が記載された戸籍謄本を確認していきましょう。サンプル13を見てください。戸籍事項欄に「平成6年法務省令(中略)による改製」とあり、改製日は平成20年2月2日となっています。

この戸籍謄本はコンピュータ化後の戸籍で、平成20年2月2日から戸籍謄本の発行日までの戸籍を証明するものです。❶太郎さんの身分事項には、「除籍」および「死亡」の記載があります。このことから太郎さんの死亡が確認できました。

合わせて、❷花子さんの身分事項から、相続人である妻として花子さんの生存を確認することができました。

普通養子制度では戸籍に養子縁組の情報が記載される