自動車製造
(画像=PIXTA)

鉱工業生産指数の見通しを示す「製造工業生産予測指数」。21年12月は前月比プラス1.6%だが、過去の予測誤差を調整した補正値はマイナス1.3%となった。製造業の部材調達難の影響を占ううえで、鉱工業生産指数がプラスになるかマイナスになるか、注目が集まる。

マイナス1.3%――これは経済産業省が21年12月の「製造工業生産予測指数」の前月比を、過去の予測誤差を調整して計算した補正値である。

分かりやすく説明すると、まず国内の生産活動水準を把握するために作成される統計に「鉱工業生産指数」がある。国内全産業の生産額約1000兆円のうち製造業は約3割と高くないが、需要が1単位増えたときの産業全体への波及度が大きいことから、鉱工業生産指数は日本銀行や市場のエコノミストが伝統的に最も注目する統計の1つである。