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(画像=PIXTA)

3 自社株の承継対策

株価の算定・把握を切り口に経営者や会社の資金需要を喚起

上場していない会社が事業承継する際に必ず直面する問題が、後継者への自社株式の承継だ。株式会社であれば、中小企業でも業種や資産の量にかかわらず「経営権の承継」と「資産の承継」の両方の意味で、経営者が保有している株式を後継者に円滑に譲渡する必要がある。

ところが、税務面や資金面で後継者や会社に過大な負担が生じてしまうため、円滑に譲渡できない場合がある。これでは、経営者にとって自分が会社に投じてきた資産を取り戻せないうえに、経営の引継ぎも滞りかねない。

営業店の担当者は、専門的な内容は本部や外部の専門家に依頼するだろう。ただそれでも、経営者が持つ自社株の承継対策を知っておけばアプローチに活かせる。

以下では、経営者が持つ自社株の問題に焦点を当て、提案の手順を述べていく。個人専門の担当者でも法人担当者との連携に活かせるので、目を通してほしい。

自社株が高くなる要因を理解する