
(画像=PIXTA)
ケース 2 手作業の入力業務を効率化したいという取引先
業務に合わせて書類作成や精算等が可能なシステムを案内
コロナ禍により、これまで手作業で行っていた入力作業をIT化し、煩雑な業務を効率化したいという企業が増えている。中小企業において手作業が多い業務としては、見積書や請求書などの帳票生成および管理、社内の稟議や経費精算などが挙げられる。
ある程度規模の大きい企業でも、これらの業務はエクセルでの処理となっていることが多い。業種、業態にかかわらず多くの取引先が抱えている課題なので、金融機関の担当者がIT化を提案できれば関心を示すだろう。
例えば見積書や請求書の作成をIT化したい場合、こうした業務に特化したソフトを導入することが1つの解決策となる。しかし、これでは社内の稟議や経費精算などを効率化したい場合、また別のソフトを導入しなければならない。