手を上げる
(画像=Sergey Nivens/PIXTA)

男性優位の考え方を改め適材適所を心がけるべきだ

女性は窓口、男性は融資や渉外・管理職――このような性別による区別はもはや許されない。女性職員についてもその特性を見極め適切な業務に就けることで、男女平等を実現すべきだ。

従来より、金融機関の「顔」ともいうべき窓口業務を担うのは女性が中心である。一方で融資業務や渉外業務、またマネジメントを行う管理職に女性が登用されることはまだ少なく、こうした業務は依然として男性優位にある。

しかし、男女雇用機会均等法が何度も改正され、ジェンダーレスという言葉も一般化している。それだけに金融機関は「窓口は女性、融資や渉外・管理職は男性」という意識をなくし、女性が融資業務や外回りを担当したり、管理職になったりする機会を拡大していくべきではないだろうか。

金融機関における男性目線の固定観念