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人材紹介をスムーズに進めるポイントを、提携する人材紹介会社にマッチングするパターンと、自社で人材紹介を行うパターンに分けて解説する。
1 人材紹介会社とのマッチングのポイント
経営課題や必要人材を把握し本部とスピーディに情報連携
金融機関がマッチングサービスとして取引先に人材紹介会社を紹介する場合、営業店の担当者は事前に人材紹介会社の特徴を理解しておくことが重要だ。
人材紹介会社は、大手企業出身で経営幹部を担うハイクラス人材、中堅以上の管理職人材、専門職や技術職など、抱えている人材の傾向がある(図表)。自行庫で共有している情報などから人材ストックの量とクオリティ、紹介実績を把握しておこう。紹介から成約までに必要な期間、転職エージェントのサポートといったサービス面も確認しておくとよい。
取引先への紹介に備えて、提携する人材紹介会社の情報や特徴を一覧表にしておくとアプローチに役立つ。可能なら、実際に人材紹介会社の担当者と営業に同行して、人材候補者への対応などを見て人材紹介会社の特徴を把握できるとよい。

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