経済
(画像=PIXTA)

ファンドの投資先を知りお客様に合わせて提案すべきだ

金融機関における投資信託の販売は、新商品に傾きがちだ。しかし、本当にそれでいいのだろうか。商品の投資先を理解し、お客様に合わせたポートフォリオを意識して提案すべきではないか。

投資信託の販売を担う預かり資産担当者は「フィデューシャリー・デューティー(顧客本位の業務運営)」に則り提案を進めなければならない。資産状況、運用経験、知識や運用目的・ニーズを把握し、お客様一人ひとりに適した金融商品を販売・推奨するのが基本だ。

もしフィデューシャリー・デューティーが徹底されていれば、お客様の状況は千差万別なので、お客様のポートフォリオに組み込まれる投資信託も、結果として多岐にわたるだろう。

ところが、実態は必ずしもそうはなっていない。金融機関のお客様のポートフォリオには、ESG関連の投資信託をはじめ、DX・AI・フィンテック、グロース関連銘柄、あるいはファンドラップが高い確率で組み込まれているのではないだろうか。

売りやすい新商品偏重に潜む罠