改正監督指針,窓販,金融機関,公的保険
(画像=kikuo/PIXTA)

担当者が知っておきたい近時の当局指導の概要や募集体制のポイントなどを解説します。

戸田 博之 オフィス エイ・エイチ

Q1 保険募集にあたり、金融庁はなぜ監督指針を設けているの?「保険会社向けの総合的な監督指針」とは?

 金融庁は、内閣府に属する庁の1つであり、宮内庁や公正取引委員会と同列に置かれている組織です。その業務は「金融庁設置法第3条」に定められており、わが国の金融の安定の確保、預金者・保険契約者・有価証券の投資者等の保護ならびに金融の円滑という3つの使命を負っているとされています。 

この使命の下、同法第4条では、金融庁は銀行や保険会社に対する検査その他の監督に関することを行うものとされており、「保険会社向けの総合的な監督指針」とは、金融庁が「保険会社等の検査・監督を担う職員向けの手引書として、検査・監督に関する基本的考え方、事務処理上の留意点、監督上の評価項目等を体系的に整理したもの」(金融庁ホームページより)とされています。 

つまり、金融庁は、金融機関が健全な経営を行い、負っている公的な立場を踏まえて、顧客(預金者や保険契約者など)の利益保護を怠っていないかを監督・指導する立場にあるといえるでしょう。 

検査や監督について重視する点などを記載