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景気回復やエネルギー価格高騰、労働力不足を受け米国の物価は2月に7.9%も上昇。これを 受けてFRBのパウエル議長は利上げを進める構えを見せている。ウクライナ情勢も緊迫する中、 米国の金融政策はスムーズに出口戦略を描けるか目が離せない。
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は3月2日の議会証言で、同月15日から2日にわたり開催される連邦公 開市場委員会(FOMC)で、利上げに着手 する方針を示した。現在、FRBの政策金利(FFレートの誘導目標)は年0.00 〜 0.25%だ が、0.25%の利上げが行われることになる。