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【悩み4】突発的な仕事が入ることが多く定例訪問が後回しになる
この問題の解決方法は、「突発的な仕事を減らして定例訪問ができる態勢を作る」、もしくは「突発的な仕事によって定例訪問が後回しになっても支障がない態勢を作る」ことだ。
「想定」して準備を
取引先に「資金繰りが悪化してこのままだと資金ショートする」という万が一の事態が発生したとしよう。担当者はすぐに訪問して話を聞き、善後策を練る必要がある。
このとき、万が一の事態が「起こる可能性がある」と考えていた担当者と「想定していなかった」担当者では対処の仕方に差が出る。あらかじめ返済の繰延べや資金調達策を講じておけばスムーズに対応できる。このように悪い事態を想定しておくとよい。
それでも突発的な仕事はどうしても起こるため、定例訪問の頻度を減らしても対処できる態勢を整えておこう。
取引先を訪問できなくなったとき電話をかけて了解を得る、時間が許すときには滞在時間を長くとる──このように「社長のことを気にかけています」というメッセージを伝えておけば万が一のときも訪問の頻度を減らせる。
こう解決!
突発的な事態に備えておくほか、訪問しなくてもよい態勢を作る