
(画像PIXTA)
すべてのお客様へのアプローチ編①
- 今回の切り口
- ご自身の大切な資産を守る備えができていますか?
このきっかけトークから…
インフレリスクなどへの備えとして投資信託の有効性を提案できる
本連載では「投資信託の提案につなげるきっかけトーク」を解説する。初回は資産運用の性質や、金融機関と証券会社における投資信託の位置付けの違いも踏まえた声かけを紹介したい。
まず資産運用には大きく分けて「使う」「増やす」「備える」「遺す」という4つの性質があることを押さえる。
例えば定期預金はいずれの性質ももっている一方、一番得意というものはなくいわば器用貧乏なのだ。「使う」では普通預金に負け、「増やす」では投資信託に負け、「備える」「遺す」では保険に負ける――このように資産運用の性質を理解することが、提案の第一ステップである。