
(画像=PIXTA)
Q 営業店の担当者でも、担保不動産の評価方法などの知識は必要なのです
A トラブルを予防し適切に支援するために、不動産知識を身に付けることが大切
営業店の担当者は、担保不動産の評価方法を詳細に知っておく必要はないと思うかもしれない。特に、既存融資の担保物件に注意が向くことは少ないだろう。
ただ筆者は、現場の知識や対応が不十分で問題になったケースを数多くみてきたため、本連載を通じて、営業店担当者にも役立つような不動産の評価や対処法を伝えていきたい。
今回の質問に関して営業店の担当者が押さえるべきポイントは、①お客様の心理に対する配慮、②適切な支援の実現、③担保価値の保全――の3つの視点だ。