nisa口座,変更
(画像=Antonio Guillem/Shutterstock.com)

Q2. 個人の口座開設において、どのような顧客・取引はリスクが高いとされているの?
対応時にはどんな点に注意が求められるの?

A 我が国では、給与の受取り、公共料金の口座振替等、社会生活のあらゆる場面で預金口座が利用されており、預金口座を保有することは、社会生活を営むうえで不可欠です。そのような背景から、比較的簡単な手続きで個人の預金口座開設に応じている金融機関が多いと思われますが、生活口座として利用する限りリスクも低いため、そのような対応でも特に問題はないでしょう。

もっとも、預金口座は犯罪収益の受皿として悪用されるケースが依然として多いことから、口座開設時には、金融犯罪に悪用されるリスクがないかを検証することが重要です。個人の口座開設時に留意すべきことは、大きく2点あります。

1点目は、取引をすべきでない顧客属性を確実にチェックすることです。反社会的勢力に属する者、警察庁から提供される「凍結口座名義人リスト」等のグレーリストに掲載されている者、制裁対象者に該当する者、その他自行庫の「顧客受入方針」において「リスクが非常に高く謝絶方針としている顧客」との取引を避けるために、取引フィルタリング(グレーリストとの突合)を実施し、該当する顧客属性を的確に検知することが求められます。

リスク軽減措置をとる