生命保険,解約時,注意点
(画像=Africa Studio/Shutterstock.com)

最新の窓販ルールや、顧客本位の業務運営に照らした「理想的な保険募集に必要な知識やノウハウ」を習得しましょう!

それって大丈夫!?
なじみのお客様に対して思いつきで案内を始めた…

仲の良いなじみのお客様だからといって、一方的に保険を案内することは法令違反となります。金融機関は保険募集を行うにあたり、銀行法・保険業法・金融商品取引法・個人情報保護法などの法令を遵守する必要があります。

今回は、各種法令に規定されている「保険募集前の確認事項」について、解説します。

保険募集前の確認事項において、ベースとなるのは「弊害防止措置」です。弊害防止措置は、金融機関が保険募集を行う 際に優越的地位やその影響力を使ってお客様に損害を与えることや、預金・為替・融資などの銀行取引で得た情報を不当に保険販売に利用することを防ぐために設けられた法規制です。

この弊害防止措置の考え方を踏まえて、代表的な「保険募集前の確認事項」を確認していきましょう。

①非公開情報保護措置

預金・為替・融資などのお客様の銀行取引に関する情報のことを「非公開金融情報」といいます。非公開金融情報を保険募集に利用する際には、書面などでお客様に事前同意を取る必要があります。

一方で、保険募集を通じて得たお客様の生活(家族構成など)・身体(健康状態など)・財産(年金受給状況など)に関する情報を「非公開保険情報」といいます。非公開保険情報を銀行取引に利用する場合も、事前同意が必要です。

②影響遮断措置の事前説明義務

保険募集において、保険契約の締結の有無が、銀行の他の取引には影響を与えないことを、募集開始前に書面の交付により説明しなければなりません。

③適合性の原則