
(画像=PIXTA)
ロシアのウクライナ侵攻等に伴う資源高により、EU各国は脱炭素政策の見直しを迫られている。ただ地球温暖化にも目を配る必要があり、コスト増と脱炭素のバランスをどう取るか、長期的な課題となりそうだ。
WTI原油先物価格は3月8日に1バレル当たり123.70ドルと、2008年8月日(同125.10ドル)以来となる高水準の終値をつけた。ロシアによるウクライナ侵攻や、それに伴う対ロシア制裁強化などが背景にある。石油ガス世界大手英BPは石油開発「サハリン1.2」からの撤退を早々に表明、英シェルや米エクソンモービルも続いた。