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3 自身の死後は自宅が空き家になりそうなお客様への対応
税制の特例を紹介して売却を検討してもらうほか賃貸も案内
親が亡くなった後に自宅を引き継ぐ相続人がいないと、自宅が空き家になってしまうことも少なくない。
空き家になってしまうと、様々なデメリットが生じる。庭木や草が生い茂り景観が悪くなることで近隣に迷惑をかけたり、家に侵入されやすくなり犯罪の温床になったりする可能性がある。
さらに費用面での負担もある。空き家を放置していると毎年の固定資産税が最大6倍になるおそれがある。自治体から特定空家等に認定されると、住宅用地に適用される固定資産税の軽減措置が使えなくなるからだ。
こうしたデメリットを解消できる方法の1つが、空き家を売却することだ。相続人が相続後に空き家の不動産を売却した場合、税制面で様々なメリットが受けられる。制度をうまく利用することによって負担する税金が数百万円ほど変わることもあるのだ。

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