営業店トップマネジメント 優績店をつくる支店長の軌跡【第30回】

(画像=PIXTA)

顧客第一主義の徹底と支店長代理を中心とした組織づくりでお客様の信頼を獲得

「何をすれば喜んでいただけるのか、お客様の立場で常に考えて行動する――このような『顧客第一主義』を徹底しています」。高崎信用金庫飯塚支店の吉田崇支店長は、支店の経営方針についてこのように話してくれた。

キメ細かな訪問・対応でニーズをくみ上げる、融資を希望するお客様にクイックレスポンスを実現する――当たり前のことだが、これを吉田支店長自身はもちろん職員全員に徹底してもらっている。それがお客様の満足度を高め、ひいては収益の獲得につながると考えているからだ。

「決して特別なことをしているわけではありません」と謙遜するが、その実直な姿勢や営業活動は地域のお客様の厚い信頼を得ている。その取組みを以下でご紹介していきたい。

吉田 崇支（よしだ・たかし）店長

高崎信用金庫飯塚支店
1972年生まれ。96年入庫。浜川支店、営業本部（現・地域サポート部）、本店営業部等を経て前橋南支店長。2020年３月より現職

本部と連携を取りながら的確な本業支援活動にも注力