
(画像=タカス/PIXTA)
ここでは、取引先の実態を把握するために着目すべき勘定科目の変化をあげ、社長とのトーク展開とともに解説します。
多摩経営工房
激変値① 粗利や営業利益が大きく減少している
ビジネスモデルの変化に伴って収益構造が毀損されていないか確認
決算書で確認すべき勘定科目を考えるうえで、欠かせないのが「売上高」です。最終的には利益が重要ですが、その利益を得るために、売上がないことには話が始まりません。
企業のビジネスモデルは、コロナを機に変化していますから、従来にも増して、売上の変化をつかんでおくことが求められます。そういった意味でも、前期だけでなく2年前も含めて比較することをすすめます(図表1)