銀行,相続相談,相続手続き
(画像=CORA/PIXTA)

金融機関の担当者が直面しがちな、相続相談や手続きに関する諸問題…その上手な対処法を様々な法制などの根拠とともに解説します!

担当者としてどこまでできる?
自筆証書遺言の内容や保管制度の質問を受けた…

民法では遺産相続について、法定相続人とその相続分を定めています。一方で「特定の相続人に多く相続させたい」など、被相続人の遺志を遺産分割に反映させるのが「遺言」です。遺言は法定相続分よりも優先されます。相続預金の払戻手続きに対応するための遺言書については、しっかりと押さえておく必要があります。その中でも今回は自筆証書遺言について解説します。