
(画像=PIXTA)
退職世代へのアプローチ編 1
- 今回の切り口
- ご退職後の楽しみは何ですか?
このきっかけトークから…
明るいセカンドライフ実現のための手段として資産運用が提案できる
お客様はその属性に応じて、一定程度分類が可能だ。今回から特定の属性の1つとして、「退職世代」に対するアプローチ話法について考えていく。
まず、退職世代の方々に響く提案をするためには「顧客カード」を活用するとよい。聞きづらいことだからと簡単には終わらせず、顧客カードをフックとしてお客様について深掘りをしていくのである。ヒアリングのポイントは次の3つだ。
①資産について
退職時に受け取る具体的な退職金額を確認しておく。
②年収について
現在の年収に加え、退職後の収入状況として年金以外の収入にどんなものがあるか確認しておく。
③投資経験について
過去の投資経験に加え、確定拠出年金への加入経験も聞く。確定拠出年金で長く一般的な運用をしていれば、投資の効果を十分に理解できていると考えてよいだろう。