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設備資金という融資の位置づけや、案件を見極める際の基本的な考え方について解説する。
設備資金は、企業が事業に必要とする設備を購入するための投資資金のことを指す。
具体的な案件としては、図表1のイラストで示しているように、店舗や工場などの生産設備の新設、機械導入による生産能力の拡大、老朽設備の更新・補強などがよくみられる。大規模な施設の建築ではなくても、省エネや省力化に資する設備導入、情報化や合理化を目指すためのITソフトウェアの導入なども設備資金の案件といえる。
いずれにしても、企業は設備投資の目的は収益力や競争力の向上を図ることだ。

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