
(画像=polkadot/stock.adobe.com)
ここでは、若年層のお客様にみられる誤解や注意すべき質問を挙げ、どう答えていけばよいかについてマンガを交えて解説します。
誤解1 株とかの運用経験がなくても投信で運用すれば儲かるんでしょ?
貯金箱の中にお金を入れ、数ヵ月後にフタを開けるとお金が増えている─、投資信託での資産運用にそのようなイメージをもつお客様も少なくありません。このようなお客様に運用提案を行うには、リスクはもちろんのこと、株式とは何かから説明する必要があります。
金融資産には様々な種類がありますが、資産運用の中心は株式です。そして運用の入口として購入する投資信託とは、株式の銘柄選択などの運用を投資のプロに任せるツールです。
あなたが株式を購入する(投資する)ということは、あなたがその企業のオーナーになることと同じです。ケーキを販売する会社の株式を購入するということは、例えば、あなたの友人(社長)がケーキ屋をやりたいので、あなたが、店を買ったりケーキの材料を仕入れたりするお金を出す(株式を買う)ということです。