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今回は、安全性分析に関する指標について説明します。安全性分析とは、支払能力などの財務面の状況を分析するための方法です。安全性が低い企業は、支払能力に不安があり、倒産するリスクが高いといえます。安全性分析には、貸借対照表の数値を用います。安全性分析では、大きく3種類の指標があります。
①短期的な支払能力を分析する指標
②長期的な支払能力を分析する指標
③返済を要する他人資本(負債)と、返済を要しない自己資本(純資産)のバランスを分析する指標
今回はこれらの指標の中から「流動比率」、「固定長期適合率」、「自己資本比率」の3つの指標について説明したいと思います。